サンデーショック

東京都と神奈川県の中学入試が始まるのは2月1日。特に難関校は例年1日に試験が行われるそうですが,今年はその1日が日曜日に当たります。ということで,日曜礼拝をおこなっているキリスト教プロテスタント系の学校が日曜日を避けて試験日をずらすという事態が発生しています。これがサンデーショックだそうで。


ある年の日にちと曜日が一致する年っていうのは,6年,5年,6年,11年という間隔でやってきて,その1サイクルが合計28年というわけです。まぁ1年が365日,366日の閏年が4年に1回,そして1週間が7日というところから数字は浮かび上がるかな。いつもなら365≡1(mod7)で曜日は1日ずつずれていくわけですが,閏年だと366≡2で2日ずれる。そうすると上のような周期ができるわけです。生まれ年と閏年の位置関係によって,6,5,6,11の周期は入れ替わるわけですが。

ちなみに私は1989年1月9日月曜日生まれです。前年の1988年が閏年なので,曜日と年齢の関係は下のようになります。私の場合は6,11,6,5年という周期ですね。


まぁ間隔がどうであれ,28歳を迎える日はどの人も生まれた日の曜日と同じ曜日になるわけです。これが太陽章の28年周期ってやつですね。


脱線しましたが受験の話に戻ります。今年の2月1日が日曜日に当たったというわけですが,今年2009年がそういう年になるということは,さっきの周期からいうと2004年にあってから5年ぶりのことになるんですね。まぁこれが滅多にないことか頻繁にあることかはそれぞれの感じ方だと思いますが...


結局話を戻せてませんね。というよりも本当に話したかったのはこっちの方なのかもしれません。

で,そうすると例年なら難関校の入試日がかぶって出願できる学校が限られていたのに,入試日がバラけることで併願で受験するケースが多くなるわけですよ。

その結果,まぁチャンスは広がるわけだけれども,成績上位者が併願することで,逆に例年なら合格ラインなのに合格できない,なんて子が少なからず出てくるわけです。


バイト先の塾で教えてた子の一人に中学受験を受ける女の子がいて,ちょうど希望校がサンデーショック当事校だからちょっと気になった次第です。