ビギナーズシップ

テストがひと段落つきました。あとは代数学とレポートを少々残すのみです。


お金下ろしました。っていうかそんなの日常茶飯事な人も多いと思いますが。自分にとってはまだ新鮮な行為なんです。

全部ピン札でしかも連番ですよ。絶対使う時に躊躇する。自分の生まれ年の平成元年製造の100円玉を使わずにとっておくくらいだもの。

でもまぁ金は使うものであって,遠からず使う時は来るわけで,そのうちなんとも思わなくなって。


自分は金を下ろすことについては初心者なわけだけど,それに限らず,あらゆる行為や技術において「初心者」の肩書きが外れる境目っていうのは,やっぱりその行為自体や,付随する新鮮さ(ピン札!連番!みたいな)に感動しなくなるときなのかな,って。

その瞬間が明確にわかるわけでもないし,他の人から見れば「当たり前じゃん」とか,「なにいちいち感動してんだよ」とか思われるんだろうけど,そういった気持ちも貴重なんだと思う。

初心忘るべからずってことと通じるのかな。


もう慣れてしまっていることや,熟練したことをいつものように遂行するときに,突然壁にぶち当たってうまくできなくなったら,初心者だった頃の気持ちを思い出したりとか。それが解決法を見つける手がかりになったり。

もしくは,「教わってきた側,やらせられていた側」だったことを,「教える側,やらせる側」にポジションシフトしたときに,初心者だったころの気持ちを思い出して重ねてみたりして。

そこらへんで,初心(そのものじゃなくても記憶として)が今でも残っているっていうのは,いろんな場面でアドバンテージになるのかなぁと。


ちなみに首相が就任直後にする演説を「所信表明演説」っていうけれど,所信だけでなくぜひ初心もわきまえて臨んでいただきたい。



なんでお金からこんな話になるんだ。まぁそういうのをたらたらと書き連ねるのがブログっていうのか。