2012年8月 2回目の九州へ行ってきた 8日目
※この記事は 2012年8月の旅行をまとめたものです。記事中の情報や画像に関する内容は当時のものであり,現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。
2012年8月10日(金) 8日目/8日
いよいよ最終日です。残っていた未乗区間をつぶしながら,福岡へ戻ります。今日乗ろうと計画していた区間のいくつかは6日目に乗ることができたので,時間的には余裕があります。そのため,本当は今日は福岡で1泊して,翌日の朝横浜に帰ろうと思っていたのですが,この日のうちに帰路に着くことができました。
鉄道ロマンシング・サガ
長崎を旅立ちます。復路は,昨日通った旧線ではなく,新線のほうを経由していきます。今日乗りつぶす未乗区間は,主に佐賀県内の路線です。分岐点となる肥前山口駅まで,朝から2時間乗りっぱなしです。
駅標を見ると,ひらがなは「やまくち」で濁らないのに,ローマ字はYAMAGUCHIになっています。正式な読みは「やまぐち」だそうです。ここからは戻るような方向で,佐世保線に乗り換えます。この路線は前回佐世保側から乗り通しています。長崎県の手前の有田駅で,松浦鉄道に乗り換えます。有田焼で有名な町ですね。
みかんで有名な和歌山の有田と違って,こちらは濁らない「ありた」です。九州の地名や名字は,濁らないものが多かったと思います。
松浦鉄道は,前身がJRの第三セクター路線で,前回は松浦半島の海沿いの区間をぐるっと回ってきたのでした。今回は,ある意味ショートカット的な区間を乗ります。
終点の伊万里駅からは再びJR線に乗り,先ほどの肥前山口駅から長崎本線ではたった2駅先の久保田駅へ向かいます。こんな大回り乗車も,「九州満喫きっぷ」なら私鉄だろうがJRだろうが運賃を気にせずに実行できます。
未乗区間を乗り筑紫
長崎本線に戻ってからは,鹿児島本線と交わる鳥栖駅まで進みます。県庁所在地である佐賀市も,乗り鉄にとってはほぼ通過地です。佐賀線が廃止されていなければ,まだ滞在の余地はあったのでしょうけど。
鳥栖からは,鹿児島本線で唯一乗り残していた基山までの区間をつぶし,おととい乗った甘木鉄道に乗り換えます。今度は終点の甘木駅まで行きます。
甘木鉄道の甘木駅から,西鉄の甘木駅へ乗り換えます。同じ甘木駅(会社名や旧国名がが頭についたりしない)ですが,駅舎は少し離れています。前の写真が甘木鉄道,次の写真が西鉄のものです。
大牟田線と交わる宮の陣駅から,大牟田線で福岡へ戻ります。ここもちょうどよく未乗区間が埋まるように,おとといと行路を調整していたのでした。
福岡に着いてからは,地下鉄七隈線に乗り,九州北西部の鉄道はひとまず乗車完了です。
これまで18きっぷと九州満喫きっぷのお世話になりました。普通に乗ったら運賃はどれほどになっているのでしょう。本当にありがたいアイテムです。
ここで恩をあだにするようですが,最後のミッションです。乗りつぶしが早く終わったので,今日のうちに横浜へ帰ることにしましたが,この帰りの交通手段,山陽新幹線こそが,今回最も新規乗車距離が長く,かつ運賃が高いという区間です。まぁ,新幹線なので仕方ないですね。新幹線もれっきとした鉄道です。しっかり乗りつぶします。
さよなら九州。また来れるといいな。
それにしてもやっぱり新幹線は快適ですね。コンセントも付いているし。あっという間に大阪,そして横浜に戻ってきました。
豪雨災害により乗れなかった大分方面の区間や,南九州,そして九州新幹線など,まだまだ開拓したい路線が残っています。次はいつになるか分かりませんが,また訪れたいと思います。
【記録】
<乗車行程>(九州満喫きっぷ使用)
※鳥栖から先は計画より早く進んだので時刻は不明
長崎603---(長崎本線・鳥栖行)---804肥前山口813---(佐世保線・早岐行)---848有田858---(松浦鉄道)---921伊万里943---(筑肥線・唐津行)---1021山本1031---(唐津線)---1130佐賀1145---(長崎本線)---1216鳥栖---(鹿児島本線)---基山---(甘木鉄道)---甘木---(西鉄甘木線)---宮の陣---(西鉄大牟田線)---薬院---(福岡市地下鉄七隈線)---橋本---(福岡市地下鉄七隈線)---天神南/天神---(福岡市地下鉄空港線・福岡空港行)---博多---(山陽新幹線)---新横浜---(横浜線)---横浜---(相鉄本線)---和田町
<新規乗車区間>
JR長崎本線 長崎~喜々津 18.4 キロ
JR唐津線 山本~久保田 32.9 キロ 〔完乗〕
JR山陽新幹線 博多~新大阪 644.0 キロ〔完乗〕
JR線計 761.5 キロ
甘木鉄道甘木線 小郡~甘木 9.9 キロ〔完乗〕
西鉄甘木線 甘木~宮の陣 17.9 キロ〔完乗〕
私鉄線計 66.3 キロ
<全日程合計>
JR線新規乗車区間 1495.5 キロ
私鉄線新規乗車区間 346.2 キロ